トランクルーム事業と聞くと、
「土地を買って、建物を建てて…」
そんなイメージを持たれがちです。
しかし近年は、土地を所有せずに始めるモデルが主流になりつつあります。
その代表例が、借地 × コンテナによるトランクルーム事業です。
今回はこのモデルがなぜ選ばれているのか、
事業目線でポイントを整理します。

借地 × コンテナというモデル
この事業モデルの特徴はとてもシンプルです。
- 土地は「購入」ではなく「借地」
- 建物は「固定建築」ではなく「コンテナ」
つまり
不動産を“持たずに”、不動産ビジネスを行う形になります。
借地であれば、
・遊休地
・将来的に売却予定の土地
・活用に困っている土地
など、オーナー側にもメリットがあるケースが多く、
条件次第では比較的スムーズに話が進むこともあります。
工期が短く、事業開始までのスピードも早い点が特徴です。
初期投資の考え方
土地を購入して建築する場合、
- 土地取得費
- 建築費
- 設計・申請費
- 工期中の金利負担
など、初期投資が大きくなりがちです。
一方、借地 × コンテナの場合、
- コンテナ本体費用
- 設置・整地費用
- 最低限の外構・看板
- 借地保証金(必要な場合)
に投資が集約されます。
つまり、
「回収できるか分からない土地」に大きな資金を固定しなくていい
というのが最大のメリットです。
事業としては、
- 小さく始める
- 反応を見ながら増設する
- 数字が合わなければ次に進む
といった、柔軟な判断がしやすくなります。
撤退・移設が可能という強み
このモデルが評価される理由の一つが、
撤退・移設が可能であることです。
万が一、
- 立地が想定より弱かった
- 周辺環境が変わった
- 借地契約が終了する
といった場合でも、コンテナは
移設して別の場所で再利用することができます。
これは、建築物ではほぼ不可能な選択肢です。
事業において
「失敗しないこと」よりも
「失敗しても致命傷にならないこと」
この視点で見ると、
借地 × コンテナモデルは非常に現実的な選択と言えます。
まとめ
土地を買わずに始めるトランクルーム事業は、
- 初期投資を抑えられる
- スピーディーに始められる
- 撤退・移設という保険がある
という点で、
事業としてのリスクコントロールがしやすいモデルです。
「まずは一拠点やってみたい」
「大きな投資は避けたい」 そんな方にとって、
検討する価値のある選択肢ではないでしょうか。

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